引き寄せの法則がちゃんと働いた結果「この世の不幸」は消えないままでいるという話
世の中では日々「不幸な出来事」が起きています。
戦争はいつまでたってもなくなりません。
その原因はシンプルで、人間が「不幸な出来事」「怖いこと」を愛しているからです。
引き寄せの法則というものは「想念が現実化する」ということだと思いますが、日々不幸なニュースが垂れ流され、ホラーやアクションなどエキサイティングな映画を好んで観る人はとてもたくさんいます。
これだけ「現実に起きたら望ましくない出来事のイメージ」を積極的に脳内に刷り込んでいたら、そりゃー不幸な出来事は起こるでしょうよ、ってな感じです。
そして、話を「夢の実現・目標達成」に移してみます。
恐らく、すべての人の共通認識として「夢や目標は努力の末に勝ち取るもの」というものがあるかと思います。
人によっては「難しいからこそ素晴らしい」という考えを持つ人もいるでしょう(私がそうでした)
これが、「夢の実現にはある一定レベル以上の努力が必要であり、長い時間を要する理由」であるとわたしは考えています。
ですから、本気で「夢の実現に努力は一切不要」「望めばサクッと実現できる」「目標は簡単に叶った方がええやん!」と思えるなら、そうなるでしょう。
でも、そんなに簡単にいきません。それは心のどこかでそれを望んでいない自分がいるからです。
実は、私は結構前から(10年以上前から)引き寄せの法則なるものを知っていました。
しかし、それを知った時のわたしと言えば「そんな簡単に夢が叶ったらつまらんやん。成長もないし」と本気で思い、一瞬で却下したのです。
だから、その通り大きな夢の実現には丸10年要しました。
自分が思った通りになったのです。
その後も目標達成は経験していますが、さすがに「もう飽きた」状態になってしまい、もはや頑張ることに意味を見出す事もできませんし、それを楽しむ気も起きなくなってしまいました。
そうです。
結構人生どうでもいいのです(笑)
これが、わたしが今のタイミングで「引き寄せの法則」にトライしてみようと思った理由です。
ただの遊びです。
正直、今の正直な気持ちを言うと、人生にあまり重みを感じていませんし、ガチで「仮想空間」程度の認識しか持っていません。
仮に「余命1年」と宣告されても、ニヤニヤしてしまうか、もしくは逆に幸福度が増すかもしれません。「やっとこの茶番も終わるか~」と。
別に不幸なわけではありません。むしろ、健康状態も良く、日々幸福感もあります。今以上の生活を強く望むこともありません。
しかし、よく考えてみると今のこの状態は「引き寄せの法則の発動」には非常に好都合ではないかと思うのです。
感覚的には「なんとかして人生を好転させたい!」という感じでは全くなく、「暇だからちょっと違う感じの絵でも描いてみるか~」位の感覚です。
なんか、その方が引き寄せの法則が簡単に発動しそうな気がしたのです。
努力に飽きた、というのも好都合です。
引き寄せの法則では努力はご法度という意見もあるようなので(というか努力している時点で「引き寄せ」ちゃうやんwという感覚)
あまり生意気なことは言いたくありませんが、経験上「努力して夢が叶う」ということは当たり前とさえ思っています。(世界一を目指すとかではないかぎり)
だから、わたしにとって「努力せずに物事が実現する」という魔法のような現象をちょっと見てみたい、という感覚があります。
もしこれから「とんでもない大富豪になってしまう」ということが実現したとしても、たぶん自分は大して驚きもしなければ、むちゃくちゃ喜ぶこともないと思います。
それ位に、現実に冷めているので(笑)
でもこれくらい冷めている方が、サクサク現実化しそうな気がしています。
はてさてどうなるか。